前回メドハギを摘んできたところで終わりましたのでその続き。
今回は乾燥させて煎じてお茶にしてみました。
2日くらいかけて乾燥させたメドハギをキッチンバサミでチョキチョキ。かすかに甘い野草の香り。
5分ほど煎じてみました。途中で味見したとき、かすかな豆っぽい風味に、思わず「お豆腐の澄まし汁にしたい」と思いました。濃い味でもなんでもないんですけど、だしの素入れなくてもちょっと塩を多めに入れたらいいかなって。
・・・という欲望は横に置いて当初の目的通りお茶にしてみました。
さていただきますか。
水もメドハギの量もアバウトで煎じる時間も全てがテキトーですが、癖がなくて飲みやすいです。豆っぽい甘さを含んだ優しいお味です。
因みにメドハギの名前の由来は茎を占いの筮(めどき)に用いたことに由来するそうで。あの筮竹の代わりに使われたようです。なるほど、あの真っ直ぐに立つ姿勢が占いの棒にちょうどよかったのね。
「めどが立つ」という言葉は占いに使われるメドハギから来ているとか。
また、沖縄ではお盆にお供えする膳にメドハギで作った箸を添えるとか。
占いやお盆のお箸に使われるなど、意外にスピリチュアルな植物なのね。
河川敷に行けばヨモギもドクダミもお茶になりそうな葉っぱはたくさん生えているのに、妙にメドハギに惹かれるのは、何かスピリチュアル的に私に訴えるものがあったのかもしれません。
あのスックと立った姿勢は、どことなく孤高のイメージがあります。
ああ、そうか。バッチフラワーレメディのウォーターバイオレットに似ているかも。
あの花も寂しそうにスッと立っているんですね。メドハギと見た目は全然違う植物ですが。
私のタイプレメディがウォーターバイオレットだからでしょうか、つまり、類は友を呼ぶってことかな?(笑)
雑草でお茶を煎れながらフラワーエッセンスに想いを馳せる―それもまた一興。